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2016/4/19

臨床仏教研究所公開研究会「現代米国における仏教チャプレンシー」

■目的・内容
臨床仏教研究所では、2013年より「臨床仏教師育成」プログラムを運営しています。本プログラムは、スピリチュアルケアの世界基準となっている米国の臨床パストラル教育プログラム(CPE)や、南方仏教国で実践されてきたエンゲイジド・ブッディストの教育プログラムを日本の宗教文化風土に沿って発展させたものです。「臨床仏教師」養成プログラムでは、台湾の「臨床仏教宗教師」養成プログラムとの連携をとり、また米国の仏教チャプレン教育についても調査を行ってきました。
米国CPEの伝統のなかで、仏教チャプレン養成はコンテンプレイティブ・ケアの担い手として独自の発展を見せており、その内実を知ることは、現在のわが国の「臨床仏教教育」及び「臨床宗教教育」を確立していく上で、極めて重要なプロセスであると考えます。
本企画では、米国仏教チャプレン事情の報告をもとに、わが国のスピリチュアルケア、いのちのケアをリードする諸氏を交えて公開研究会を行い、今後の発展と協働の機縁とすることを目的としました。

■主催・共催・協力
主催:(公財)全国青少年教化協議会・臨床仏教研究所
共催: いのち臨床仏教者の会
協力:上智大学大学院実践宗教学研究科

■日程・場所
日程:2016年4月19日(火曜) 13時~17時
場所:東京大学仏教青年会会館

■プログラム内容
発題1 古村文伸氏(ペンシルバニア大学病院)「米国仏教チャプレン教育の実際」
発題2 ジョナサン・ワッツ氏(臨床仏教研究所)「米国仏教チャプレン教育の現状について」

■コメント&ディスカッション 
コメント1 島薗 進氏(上智大学) 「臨床宗教教育の視点から」
コメント2 窪寺俊之氏(聖学院大学) 「米国のCPEからの視点から」
コメント3 蓑輪顕量氏(東京大学) 「エンゲイジド・ブッディズムの視点から」
モデレーター 神 仁(臨床仏教研究所)
総合司会 大河内大博(いのち臨床仏教者の会)

*本研究会の詳細は、後日ホームページ上で公開するほか「臨床仏教研究所研究紀要・臨床仏教叢書3」に掲載を予定
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