教育セミナー

閉塞状況にある現在の社会環境の中で、「不登校、幼児虐待、カルト」など、青少年を取り巻く環境は複雑かつ深刻です。世間では「心の教育」の重要性が盛んに取りざたされていますが、具体的・効果的な処方箋は未だ見えてきません。
当財団では、21世紀における新たな活動を模索する中、平成11年度より大手町ビルを会場にして「教育セミナー21」を開催してきました。
このセミナーは、子どもを取り巻くさまざまな問題に対処するため、既成の枠組みにとらわれない自由な発想をベースに、各界の著名な方を講師にお招きして開催しています。

活動報告

2006.07.20
第8回「引きこもりからの旅立ち―Part3―」
「ひきこもる若者たち」をテーマに、7月20日海の日に『home』上映会とライブトークを山陰の片田舎、鳥取県東伯町・まなびタウンとうはくで開催しました。人口一万二千人の小さな町のイベントとしては、170...
2006.03.18
第10回「子どもは大人のパートナー―いじめ、虐待、少年犯罪の現場から―」
ここ数年、子どもへの虐待が顕在化し深刻な社会問題になっています。 児童虐待は子どもたちの人権を否定し、長期にわたって生命を脅かす危険な問題で、社会全体で早急に取り組まなくてはならない課題です。 そこで...
2003.03.29
第7回「引きこもりからの旅立ち―Part2―」
全青協では、通算で第7回目となる「教育セミナー21」を、去る3月29日に東京・中央区の築地本願寺で開催した。本セミナーは、21世紀の教育のあり方について、世間的な既成概念にとらわれない自由な発想で考え...
2002.11.30
第6回「引きこもりからの旅立ち」
現在100万人いるともいわれる引きこもり。学校にも仕事にも行かず、自宅に閉じこもる若者たち。家族にとっても長く厳しい問題である。世間体を気にする親が、誰にも相談できず孤立するケースも少なくない。そこで...
2002.03.23
第5回「家庭裁判所調査官から見た少年たち」
全青協では、通算で5回目となる「教育セミナー21」を、去る3月23日に東京・千代田区の大手町ビルで開催した。本セミナーは、21世紀の教育のあり方について、世間的な既成概念にとらわれない自由な発想で考え...
2000.10.21
第4回「不登校について考える」
第4回の教育セミナーでは、奥地圭子さんにお話をしていただきました。 テーマは、「不登校について考える」 3時間にわたるセミナーに、多くの多くの全青協会員や学生が参加いたしました。 現代の青少年の問題と...
2000.10.16
第2回「ほとけさまの子育て術」
「雑草と野草の違いをご存じでしょうか? その答は簡単です。人が管理している土地に生えてきて、その管理しているものに悪影響を与える植物が雑草です。同じ植物でも、人が管理していない土地に生えてくれば野草に...
2000.05.29
第1回「父の弱音が荒ぶる子どもを救う」
「子どもたちは母親と一緒に父親の存在を強く意識しています。家庭の中の父親の存在は,父親本人が考える以上に大きいものがあるのです。子どもが行き詰まって悩んでいるとき,母親ではどうしても問題を解決できない...
2000.01.15
第3回「子どもたちをカルトに走らせないために」
滝本 太郎 はじめに オウム問題が、現代社会に唯一貢献したことといえば「学校の勉強ができるだけじゃ何にもならない、むしろ危なっかしい」と社会に知らしめたことだと思う。それまで子どもを偏差値の高い学校に...