東日本大震災支援

2012.08.15

こころとからだのストレッチ!-万石浦仮設住宅・中国茶&歌体操の会-

8月のお盆を過ぎたころ。
太陽にジリジリと照らされながら、全青協スタッフは静岡県仏教婦人会「無憂樹(むゆうじゅ)の会」のみなさんと、石巻市を訪れました。

暑い夏の最中には、熱中症の心配からか、高齢者のみなさんは、つい家の中に閉じこもりになってしまいがちです。そんなときには、こころやからだに疲れがたまり、食欲不振や不眠などの症状が心配されます。

今回は、仮設住宅のコミュニティースペースをお借りし、夏バテしたこころとからだにストレッチ!の会を実施してきました。

菊花茶・決明子茶(けつめいしちゃ)など、体の各部位に効能効果のある中国茶にお湯が注がれると、部屋の中はいい香につつまれ、一気にリラックスした雰囲気が流れます。
「俺~、目の疲れに効くお茶がいいな~」
「わたしは美肌のお茶を飲んでみようかしら」
などと、参加者のみなさんは、楽しみながらお茶を選んで、ほっと一息つかれているご様子でした。

そして、静岡県仏教婦人会のみなさんがご用意してくれた、桜海老としらすが登場です。めずらしい静岡県の名産物に、「おかわり!」の声が会場のあちらこちらで挙がります。

盛り上がったところで、歌を交えたストレッチの開始です。
なつかしの"りんごの歌"や、"きよしのズンドコ節"にあわせて、楽しく手や足を動かします。たくさん歌って笑ったあとには、からだもこころもスッキリ!

全青協では、このような自然な形での高齢者のこころのケア&孤独死防止活動を、今後とも行っていきます。

新緑の中 東日本大震災に関わる子どもの課題を知るセミナー開催報告 ―協働のあり方を学ぶ―
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