東日本大震災支援
2017.01.19
石巻 児童クラブのクリスマス会開催!
今回で5回目となる全青協主催・石巻市渡波(わたのは)地区での子どもクリスマス会。今年は2016年12月22日に開催されました。今回は、クリスマス会前週の学級閉鎖の関係で5・6年生の授業予定が伸び、会の途中からの参加となり、下の学年の子どもたちは、お姉さん、お兄さんがいない中、約50名ほどでスタートいたしました。
赤い服に赤い帽子、白いおひげをはやした「お坊サンタ」がやってきた!・・・これから何が起きるのだろうと、子どもたちは期待に胸をふくらませています。
今回は、小学校の先生のご厚意により、体育館のグランドピアノをお借りすることができ、ピアノと歌のお姉さんによる、クリスマスソング等の演奏が行われました。途中には、今話題のダンスを踊る特別なゲストも登場。みんなで大きな声でジングルベルを歌い、大合唱となりました。
続いて、「正座大会」「伝言ゲーム」を楽しみました。夏祭りでも大好評だった「正座大会」。お坊サンタも一緒にがんばります。以前は5分だけでも苦しかった正座が、いまでは、15分もできるようになりました。
この会に向けて、地域の方々、浄土宗災害復興事務局の方々にたくさんのご協力をいただき、当日はチョコフォンデュやフランクフルト、バルーンアートのコーナーが設けられ、子どもたちはとっても嬉しそうに各コーナを回っています。剣を作って、お坊サンタと追いかけっこをしたり、無邪気にお坊さんに駆け寄ったり...体育館には優しいピアノの音色が響きわたる中、子どもたちのたくさんの笑い声と笑顔があふれていました。
ブッダマンとお坊サンタによるじゃんけん大会のあとには、ひとりひとりにお坊サンタからのプレゼントがあります。子どもたちに、かけがえのない時、たくさんの楽しい思い出をプレゼント...被災地の子どもを取り巻く環境が厳しくなっている今、ひとりひとりの子が、その子らしくいられることが、本当に何よりのことと心から思います。このクリスマス会の温かい思い出が、子どもたちの心に残り、これからの未来への温かいパワーとなることを願ってやみません。
全青協では今後も、子どもたちが笑顔で過ごすことのできる時を提供できるよう、定期的に活動して行きたいと考えております。