東日本大震災支援

2016.02.09

被災地の子どもたちへ クリスマス会開催!

すっかり恒例となった、全青協主催・石巻市渡波(わたのは)地区での子どもクリスマス会。今回は、2015年12月25日に開催されました。
4回目のクリスマス会を迎えて、震災発生時に幼かった子どもたちも、今や低学年の子の面倒を見る、頼もしいお姉さんやお兄さんとなっています。今回も100名近い子どもたちが小学校の体育館に集まり、クリスマスの華やかなひと時を楽しみました。

黒い衣に赤い帽子の、「お坊サンタ」の姿にもすっかり慣れた子どもたちは、「ブラックサンタが来たー!」と言いながら、その周囲にまとわりついて話しかけています。お坊サンタ特製の、バルーンアートの剣が渡されると、その痛くない剣でサンタたちに戦いを挑んでいるのは、なぜか女の子ばかりでした。

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全青協スタッフの司会により、会はにぎやかに進行していきます。
「風船ふくらまし大会」や「紙飛行機飛ばし大会」など恒例のゲームを楽しみ、甘いわたあめやスタッフ特製の味噌おでんにも「味噌おでんって初めて食べた!」と言いながら何度も行列をつくる子どもたち。

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その無邪気な表情の裏に、複雑な事情を抱えている子どもがいるとは、到底、想像しづらいものでした。震災から5年近くが経ちますが、震災後の離婚の増加で今なお片親家庭が増えて、この児童クラブも定員が増員されているのです。

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外からは見えづらいですが、もしかしたら、経済的に困難を抱えているご家庭も少なくないのかもしれません。
また、大人に甘えてくる子どもたちが多いようにも見受けられます。親御さんやご家族がお仕事に忙しく、自分を見つめてくれる存在に飢えているのかもしれません。

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子どもが子どもらしく無邪気にいられること。それが、子どもにとって何よりの癒しの時間となるのではないでしょうか。
全青協では今後も、定期的に子どもたちへ笑顔の時間を提供できるよう、活動して行きたいと考えております。

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災害支援 石巻 児童クラブの夏まつり2016
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