東日本大震災支援
2018.07.25
子どもの夏まつり2018in石巻
「今年は東北も暑いぞ〜」と、石巻のスタッフは開口一番、日焼けした顔をほころばせました。各地で猛暑日を記録していた7月下旬、子どもたちの夏休み初日に合わせて、全青協では今年も石巻市立万石浦小学校放課後児童クラブにて子ども夏祭りを開催しました。
震災後、校舎の修繕等のさなかに始められたこの夏祭りも、すでに5回を数えています。低学年だった子どもたちも中学生のOG・OBスタッフとして参加してくれるようになりました。大きくなっても変わらない子どもたちの笑顔に、スタッフ一同、感慨深いものを感じていました。
今回は、全国曹洞宗青年会と浄土宗青年会有志の皆様のご協力により、風鈴の絵付け体験やオリジナルうちわづくり、バルーンアート体験などが行われました。ほてった身体に嬉しい、冷たいかき氷などおやつも準備万端です。
風鈴の絵付けでは、絵付け師の先生もボランティアで駆けつけて下さいました。好きな食べ物の絵を描く子もいれば、神秘的な青のグラデーションを描く子どももいます。どの作品も思いの外素晴らしくて驚いていると、先生が「絵というものは、感性のものなので大人も子どももないんですよ」と一言。子どもたちの無限の可能性に気づかされた瞬間でした。
震災から7年が経ち、被災地以外では、震災の報道はめっきりと減りました。しかし、現地では未だ影響が続いています。子どもたちが少しでも笑顔になれる時間を作り、日々の暮らしを支えるご家族にも安心していただければと考えています。
引き続き皆様のご支援をお願いする次第です。