テレビ「宗教の時間」
『宗教の時間』は、本会の創設者でもある故正力松太郎読売新聞社社主が、仏教精神の伝播を願って発案され、日本テレビ・読売テレビが約40年間にわたって、自主制作で放映してきた番組です。
仏教者の生の声、寺院・神社の行事風景、民間伝承などを紹介し、日曜日の早朝にもかかわらず、高視聴率(平均2%、約50万人が視聴)を得てきました。
しかし、日本テレビの春の番組編成により、2001年3月で終了することが決定しました。
本会は、番組の企画に長年協力してきた経緯から、番組の継続を訴えてまいりましたが、局側の意志は固く、残念ながら存続に至りませんでした。
長年、多くの視聴者に親しまれ、こころのよりどころとなってきたこの番組が終了することは、視聴者や関係者の皆さまにとっても、大変残念なことであると思われます。
このことを強く認識し、多くの仏教者と問題を共有しながら、今後も仏教精神を伝えていく努力を続けていきたいと思います。