現代名僧墨蹟展
2011.06.01
現代名僧墨蹟展 於福島
福島市にて「現代名僧墨蹟展」を開催しました。
東日本大震災によって福島県は甚大な人的・物的被害を受けました。
そして、福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質が拡散し、特に福島県内の各地で高い数値の放射線量が検出される事態となりました。
このため、福島第一原子力発電所の近くの住民は長期間の避難生活を余儀なくされました。また、県内全域で農業、漁業、畜産業、観光業など生活の基盤となる主要産業が、風評被害も重なって大きな打撃を受け、多くの県民が不安な生活を送っております。
また、幼い子どものいる家庭では、子どもを外で遊ばせることも躊躇せざるをえなく、多くの児童・生徒が転校している状況にあります。
そのような中、県民の皆様のお気持ちが少しでも安らぎ和らぐようになればと願い、主催は全青協、主管は福島県青少年教化協議会により、6月24日より26日まで、福島県福島市の長楽寺禅堂にて「現代名僧墨蹟展」を開催しました。
ちなみに、会場の長楽寺は地震により本堂などが損壊するなど大きな被害がありました。
開催日は連日雨が降りましたが、多くの方が来場され、たくさんの喜びの声が寄せられました。
後援:読売新聞社、報知新聞社、福島中央テレビ、福島民報社、福島民友新聞社