平和を学び・考え・願う 青年仏教者の集い

「怨みによって怨みは決して止むことはない、怨みを捨ててこそ怨みは止むのである」

原始仏典の中の有名な一節です。この貴重な教えを仏教者は、今まさにじっくりとかみ締め、自ら実践し、社会に対して訴えかける必要があるのではないでしょうか。

あの9月11日から時を経た今、青年仏教者一人ひとりが、暴力のない平和な社会を実現するために具体的に何ができるのかを、宗派や団体を超えて一緒に考えようと思います。そして、世界各地で犠牲になった多くの方々の追悼と、平和への祈りの場にしたいと願っています。

活動報告

2003.09.11
結集!2003――9・11から三周忌 万灯法要
世界に衝撃を与えた9・11同時多発テロ。あの衝撃から、早くも2年の月日が過ぎ去りました。この間に世界では、宗教や国・民族の違いから互いを憎悪し、その憎悪を暴力で解消することを受容する風潮が広がりつつあ...
2003.03.14
「子弟教育を考える」フォーラム
いまなぜ「子弟教育」か かつて、寺院は教育・医療・福祉・芸術文化など、さまざまな形で社会的な役割を実践する場でした。近代に入り、それらの機能は寺の外へと分業化・専門化し、いまや、寺院に残されたのは葬式...
2002.09.30~10.01
心の教育に出会う旅 ―もう一人の自分との対話を通じて―
全青協では、2002年9月30日から1泊2日の日程で「心の教育に出会う旅」と題して、長野県は安曇野で、その活動が高く評価されている3ヶ所の教育施設を訪問し、研修を行うスタディーツアーを開催した。   ...
2002.09.11
結集!―平和を学び・考え・願う 青年仏教者の集い― For Love and Peace
企画に際し 2001年9月11日、この日を境に世界は21世紀初ともいえる大きな暴力の渦に巻き込まれることになりました。アメリカ・アフガニスタン、イスラエル・パレスチナ、インド・パキスタンなど、宗教や民...