正力松太郎賞
2010.03.08
第34回正力松太郎賞 受賞者が決定いたしました!!
仏教精神に基づいた青少幼年の育成活動に尽力し、社会の情操教育振興に努力している個人・団体を顕彰するために贈られる正力松太郎賞の、第34回の受賞者が決定いたしました。(2009年9月から12月まで公募、2010年3月8日に選考委員会開催)5月17日には東京にて表彰式と祝賀会も予定されています。
受賞された方々をはじめ、地道な教化活動を続けておられる仏教者は、全国各地に本当に大勢おられることを実感いたします。そうしたご活動に光をあて、故正力松太郎氏と仏教界の念頭を広く社会に生かすためにも、全青協ではさらなる努力を続けていく所存です。
正力松太郎賞 本賞
長谷川 実彰 師(真言宗智山派大智院住職/愛知県)
長谷川実彰さんは学生時代より子ども会活動を開始、昭和初期より開かれている自坊での子ども会を引き継ぎ活動するほか、内外で精力的に青少幼年教化に尽力しています。各地で子ども会等の指導者研修企画や講師を務めるほか、民生児童委員や教戒師としても活動しています。
岩国演劇研究会『劇団のんた』(代表・藤谷光信 師/浄土真宗本願寺派教蓮寺前住職/山口県)
『劇団のんた』は、地域の人びととともに昭和35年に結成されました。以来、教蓮寺を活動の中心として、演劇活動を通じて子どもたちをはじめとする演者のこころの鍛錬を目指すとともに、観客への物語を通じた教化、そして真剣に取り組むことの素晴らしさを伝えています。
第3回青年奨励賞
子どもの寺 童楽寺(代表・安武隆信 師/救世観音宗童楽寺住職/和歌山県)
『子どもの寺 童楽寺』は、専修学院で修行を共にした仲間2人で、子どものための新寺を平成19年に落慶させたものです。以来、養育里親活動を開始するほか、子どもたちのための活動を通じて、地域の世代間交流や人間関係の構築をすすめるお寺づくりに力を注いでいます。